自分らしく生きる/女性起業家の人生の軌跡

常識(自分で設けた枠)を超えて…

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これは千葉県船橋市にある「アンデルセン公園」で撮影したチューリップの写真です。真冬の1月に撮影しました。

 

アンデルセン公園の公式サイトはこちらから
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私(Kumiko)は、チューリップが大好きです。チューリップと言えば「春」ですよね。関東に引っ越してきたときに、冬に咲くチューリップがあるというので、ちょっと驚いて行ってきました。「真冬にチューリップが咲くなんてありえない」という私の常識は、その時砕かれました。ありえないところで花開いているチューリップを見て、ちょっと感動しました。(でも、寒いからゆっくり座っては眺めていられなかったのですけれど…)そして、自分自身もこれまでありえないと思っていた分野で花開くことがあるかもしれないと思いました。

 

自分の知っている自分だけが、本当の自分ではない。周りの人が思っている自分だけが、本当の自分ではない。自分はこういう人という制限を取り払い、大胆に一歩を踏み出す時に、新しい何かが生まれ、思ってもみなかった自分を発見するかもしれない…。
実は、私は文章を書くのがとても苦手です。人の何倍も時間がかかり、人の何倍も疲れてしまいます。私にブログを書くことなんか無理!私には向いていない。そう思っていました。でも、その制限を取り払ったら…。このブログは、私にとって大きなチャレンジです。
私は今、ある会社の代表をしています。10年前、自分が社長になるなんて99.9%ありえないと思っていました。でも、残りの0.1%のことが、今起こっています。そう考えたら、これから何が起こったとしてもおかしくないと思えます。


新入社員,上司,ハローワーク,育てる,会計検査

私(Kumiko)が社会人になって初めて配属された部署は、新人があまり行かないようなところでした。一番年が近いのが10年以上先輩の係長で、あとはもっと年上の大先輩ばかりでした。そのような職場環境が、私にはとてもあっていました。最初は同年代の人がいないことに少し寂しさを覚えましたが、1か月もすれば優しい上司たちに囲まれて、私はのびのびと成長していきました。
長女で、しかもいとこの中でも一番年上の私は、いつも人の面倒を見る立場でした。それがあたりまでと思って育ちました。この時、生まれて初めて人に甘えるということを学びました。どれだけしっかり者でも、頑張って背伸びしても大先輩たちにはかないません。(笑)いろんなことをやさしく教えてくれました。
課長は、私を娘のようにかわいがってくれました。右も左もわからなかった私にも、他の人と同じように接し、すべての情報を共有してくれました。(これが普通じゃなかったのだということに気づくのは、2年後に始めて移動で違う部署に行ったときでした。)最初は、分からない用語が飛び交い、分厚い資料に目を通しても半分もわからず、少しパニックになりそうになりましたが、1年もたたないうちに、何となく全体の流れ(動き)がわかってくるようになりました。係長が出張に出かけるときは、必ず私を同行させました。「留守番しておいてあげるから、一緒に行っておいで。」と言って。普通、若い女の子が行くような場所でなかったので、目立ってしまうこともしばしば。当時は、「なぜ私だけ?」と思っていましたが、今になって思えば、課長は私の本質(性格)を見抜いていたのかもしれません。

続きを読む≫ 2016/03/31 09:20:31

職業相談,ハローワーク,人生,出会い,職業安定所

私(Kumiko)が大学を卒業して、まず初めに配属されたのが、大阪の十三にあるハローワークでした。それから、1〜2年ごとに担当する仕事の内容が変わりました。
多くの人たちに出会いました。いろんな生き方がある、いろんな人生があると知りました。私が20代の頃は、ちょうどリストラの全盛期、日本で終身雇用が崩れた時期でした。
リストラされたことを家族にも言えず、スーツを着ていつもと同じ時間に家を出て、いつもと同じ時間に帰宅するおじさんたち。金の切れ目が縁の切れ目じゃないけれど、リストラされた途端、奥さんに離婚届を渡されたという話もたくさん聞きました。まだ若かった私は、自分の父親よりも年上の男性に目の前で泣き出されて、平静を装いつつも、内心は戸惑っていました。
男性と女性の違いについても、たくさん気づきました。リストラされて自殺を考えるのは男性に多く、女性にはあまりいません。前職を聞かれて、「事務」や「営業」といった職種ではなく、「課長」や「部長」といった役職で答えるのも、男性に多く見られました。

続きを読む≫ 2016/03/25 16:34:25

公務員,福祉,学校,障がい者,不動産

大人になってからの私(Kumiko)の人生(キャリア)も、世の多くの人とはちょっと違います。まずは国家公務員として、社会人生活をスタートしました。そして、非営利法人(学校法人・社会福祉法人)で働き、その後、営利法人(株式会社)で働き、今は経営者です。
普通に考えたら、ちょっと不思議ですよね〜。転勤(人事異動)も多かったので、同じ仕事を続けてしていたのは、最長2年です。昔は、最低3年は同じ職場にいたいと思っていたのですが、今ではそれが普通になりました。毎年のように引っ越していた時期もありました。友達から、今年はどこから年賀状が届くのだろう?って思われていたこともありました。(今はどこに住んでいるのだろう?という意味です。)では、簡単にどんなことをしてきたかご紹介します。

続きを読む≫ 2016/03/23 08:19:23

自殺,登校拒否,大転換,子ども,不登校

「子どもの頃は楽しかったよね」なんていう話をよく聞きますが、私(Kumiko)には、楽しかった子ども時代の記憶というものがありません。もしかしたら、記憶に残らないくらい幼い頃にそういう経験をしていたかもしれませんが、思い出せる記憶としてはありません。とはいっても、私はものすごくひどい家庭環境で育ったわけでもありません。
「楽しいから」遊ぶのではなく、「遊ばないといけないから」遊んでいました。私にとっては、すべてが「しなければならないこと」でした。いつも周りの目を気にし、周りの期待に応えようと頑張っていましたが、周りの期待に応えられない自分を「悪い子」だと思って責めていました。
子どものくせに、人生に疲れていました。ある意味、生意気な子供だったのかもしれません。物心ついた時(5〜6歳頃)から、私は毎日自殺することばかりを考えていました。

続きを読む≫ 2016/03/22 16:33:22

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