年末年始は、DIYのお手伝いで忙しくしていました。DIY(日曜大工)好きのご夫妻なので、できるだけDIYして相続した区分所有マンション(3DK+S)を賃貸しようと考え中です。ご主人は、私(Kumiko)の父よりも1歳年上、奥様は私の母と同じ年齢です。「塗る」作業は奥様の担当なのですが、少し作業すると疲れてしまい、自分たちだけでは無理とSOSが入りました。私の両親は、DIYしようなどとは考えないので、チャレンジしようとする姿勢が素晴らしいと思います。空き家問題が話題となっていますが、こういった物件が結構たくさんあるのでしょうね。東京メトロ東西線の行徳駅から徒歩圏内のマンションで、立地条件もいいので、空き家にしておくのはもったいないです。
都内在住のご夫妻なので、通えなくない距離ですが、交通渋滞すると3時間かかるので、住み込みで作業されていました。自動車で三往復して荷物を運んだということでした。もちろん、ペットも一緒です。写真に写っているチャッピーと言う名前のワンちゃん以外に、押入の中に隠れている猫ちゃん(たまちゃん)がいます。チャッピーと遊ぶのが、毎日の日課となりました。(笑)
はたから見ると不便で生活が大変そうに見えるのですが、ご夫妻はその生活そのものも楽しんでおられるようでした。23歳の息子さんも一緒に手伝い、家族のよい思い出になるでしょう。
昭和の時代に建てられたマンションなので、玄関からダイニングキッチンにかけては、壁面が板張りです。古いマンションには、板張りのところがよくあります。おそらく昔流行っていたのでしょう。全体的に重い(暗い)雰囲気です。最近の若い人には、白っぽく明るい色の方が人気があります。もしくは、北欧風にニュアンスグレーにする人が多いです。インテリアには、流行り廃りがありますね。今回のターゲット層は、子育て世帯ということで、若い人好みに塗り変えます。ペットOKのマンション(要届出)なので、人気が高いと思われます。賃貸住宅でもペットが飼える物件は増えてきているものの、まだまだ足りていません。
天井と壁の色を塗り変えると、全く別の場所に来たかのように、雰囲気が変わりました。木部(廻縁・幅木など)をダークブラウンで塗ったので、コントラストがキレイです。普段は塗料しか塗らないのですが、今回は和室とトイレに、漆喰をぬったり、襖を張ったり、いろいろやりました。もちろん、DIYレベルの仕上がりです。左官材料はいいですね。温かみのある部屋になります。
こんな年末年始を過ごすのも、一生に一度のことでしょう。とても楽しく過ごすことができ、一生忘れることができない思い出となりました。来年は、どんな年末年始になることやら。