昼ご飯を準備して待ってくれています

かなり、久しぶりの投稿となってしまいました。気が付くと、1年以上も投稿できていませんでした。
今回は、ちょっと視点を変えて、リピートのお客様の事例を集めてみました。7年近くもやっていると、リピートいただく方も増えてきました。作業には、その人の人柄も出るので、私(Kumiko)の作業を気に入って、リピートしてくださっているみたいです。
まず最初は、後期高齢者の大家さんの事例です。1階〜2階にかけて大家さんが住み、上の階を賃貸にしておられます。いつも、奥様が写真のように、お昼ご飯を準備してくださいます。里帰りしたような気分になります。


今回は何色にする?

ご主人は、いつもと比べて、少し元気がない様子です。どうしたのか聞いてみると、脳梗塞でしばらく入院していたそうです。お話ししているうちに、少しずついつもの調子が戻ってきました。
いつも、どこかにアクセントカラーを取り入れるのが、定番になっています。ご主人は、それを楽しみにしているようです。今回は、無難な色(万人受けする色)に落ち着きました。すでに入居が決まっている部屋だったので、連絡いただいた当日に見に行き、翌日に施工しました。
いつまでも元気でいて、また声をかけてほしいものです。何年もお付き合いしていると、親戚みたいな感覚になります。


オーナーさんの娘さんの家?

これまで何度かご依頼いただいているワンルームマンションのオーナーさんの娘さんの家、その1階の賃貸部分の施工依頼でした。3階建ての戸建て住宅の2〜3階で娘さんが生活し、1階部分は賃貸住宅にして収益を得ているようでした。周りは、普通の戸建て住宅(持ち家の人)ばかり。その中にポツンとある賃貸住宅です。
かなり長く住んでおられたようですが、比較的きれいに使っておられました。(住人は、男性の方だったそうです。)でも、やはり年数がたっているだけあって、経年劣化は進んでいました。シーリングライト跡もくっきり。窓を開けて施工をしていると、1階だったので何人かの人が何をしているのかと覗きに来られました。そして、元住人の方の話をしてくださいました。


まだやっているの?

まだ駆け出しの頃、娘さんが結婚して家を出られたときに、娘さんの部屋の施工依頼をいただいたお客様から、お電話をいただきました。今度も、家族が一人、大学を卒業して就職したので、空いた部屋を施工してほしいという依頼でした。見積もりに伺った際に、かつて施工した部屋が今どのように使われているかを見せてくださいました。
そして、「まだやっているの?もうとっくに辞めたと思っていたのに…。」と言われてしまいました。確かに、この業界は辞める人が多いけど、まだ頑張っていますよ!前は、無我夢中で作業していたけど、今ではゆとりをもって作業できるようになりました。
写真は、施工中(天井の途中までを塗った状態)のものです。


毎年恒例の学生マンション

3月の下旬は、このところ毎年、学生マンションのクロスメイクに行っています。卒業した学生さんの退去から入学する学生さんの入居まであまり日がなく、いつもタイトなスケジュールです。しかも、引っ越し(退去)の日がずれて、施工スケジュールを見直さないといけないこともしばしば。悩みの種ではありますが、毎年恒例の私の楽しみもあります。それは、桜の下でのお弁当。施工現場は、写真の竹やぶの向こう側です。人も少なく、本当に穴場です!