「女性の方が安心できるから」ということで、主婦の方からご自宅のリフォームのご依頼をいただくことがよくあります。女性の職人が珍しいので、いろいろと質問されます。「肉大労働なので大変でしょう?」「なぜ、こんな仕事をしているのですか?」「何年くらいこの仕事をしているのですか?」 最後には、お茶が出てきて、おしゃべりタイムとなることもしばしば…。もっとこの仕事に参入する女性が増えればいいのにと、いつも思います。女性に来てほしいと言う顧客ニーズは確かにあります。
今月は、1歳のお子さんがいらっしゃるご家庭が、3件ありました。帰るころには、子どもたちとも仲良くなり、私の膝に抱かれに来ます。このイラストは、お客様アンケートに書いてくださったものです。
このご家庭は、壁紙・クロスの生活汚れだけではなく、お子さんが落書きをした箇所がありました。どこの家庭でも、お子さんがいらっしゃるところでは、良くありますよね〜。落書きの程度と範囲が広かったので、その部分だけ張替えて、その後、壁全体を塗り替えました。幼稚園児のお姉ちゃんと1歳の妹は、両方とも私の作業に興味津々です。
施工が終わるころには、すっかり仲良くなり、帰り際には元気いっぱいお見送りしてくれました。
このご家庭は、アクセントカラーのご依頼でした。キッチンの調味料や油が飛びやすい壁を汚れが目立ちにくい濃いめの色にしてほしいと言うご依頼です。写真は、施工中の様子です。色は、新色「スモークブルー」を選ばれました。汚れてもすぐにとれるように、最後にコーティング剤でコーティングを行いました。
写真では、色がうまく表現できていませんが、実際はとてもきれいな色に仕上がりました。私の作業を興味深そうに見ていた息子さん(1歳)もすっかりなついてしまい、作業が終わった後に近寄ってきて、私の膝に抱かれていました。帰り際には、一生懸命手を振って見送ってくれました。ほっこりするひと時でした。