後期高齢者の大家さん、すっかりアクセントカラーにはまってしまったようです。2年以上のお付き合いになりますが、空室が出るたびにお電話をいただきます。今では、すっかり仲良くなりました。毎回聞かれるのは、「どんな色がいい?」です。今回は、最近人気の“スモークブルー”に決まりました。しかも、梁と柱だけ。作業する側としてはとても面倒くさいのですが、お客様のために頑張りました!
これまでは、明るい色がいいと言ってパステル系の色を選ばれていたのですが、今回は新色にチャレンジです。お部屋が少し引き締まって見えますね!
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★ 株式会社紫音 関西営業所 (クロスメイク大阪)
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今回は、連絡先が書かれた紙をなくしてしまい、どうしようかと思ったそうです。幸い、携帯電話の電話帳に登録してあったので、電話することができましたと言われました。再度、名刺と会社案内をお渡ししておきましたが、次回からも電話帳で検索して電話がかかって来るのでしょうね、きっと。(笑)
すっかり顔なじみになり、毎回、いろんな話を聞かせてくださいます。入居者がどんな方だとか、健康のために毎朝続けているポスティングの話とか…。話し相手としても、気に入っていただいているようです。(笑)奥様とも仲良くなったのですが、今回は残念ながら奥様は外出中のようで、お会いできませんでした。残念!
今回は、かつて施工した居室のことも話題に上がりました。これまで、ブルー系の色が多かったのですが、一部屋だけイエロー(黄色)を入れた部屋がありました。女性の方からは、「かわいい!」と言って人気なのですが、男性の大家さんにとってはなんとなくしっくりとこないようです。次に退去したら、この部屋は別の色に塗り替えたいというお話でした。
この仕事をしていて、「男性目線」と「女性目線」の違いを痛感します。もちろん、どちらがいいとか悪いとかいうわけではないのですが、確かにかなり違うのです。世の中は、男性と女性がほぼ半数ずついるのに対し、建築業界に携わっている方はほとんどが男性であることを考えると、もっと女性が進出する必要があるように感じます。
また、天井にスカイブルーを塗った部屋のことも、話題に上りました。自宅のリビングの天井を空みたいな色にしたいという依頼は、時々あります。天井にカラーを塗るときは、必ずブルー系です。それ以外の色は、これまでありませんでした。壁面は家具との調和を考えるため、色選びが難しいですが、天井はその点においては楽なので、壁は白(白は部屋が広く見え、どんな色とでも合います。)で天井はブルーという依頼が来やすいのです。
でも、不動産屋さんにとっては、天井にカラーがあるお部屋は初めてだったようで、天井は白の方がいいと言われたそうです。いろんな意見があり、難しいですね〜。
こんないろいろな話ができるお客様がいらっしゃるというのは、嬉しいことです。一人一人のお客様を大切に、誠実に向き合ってきた証拠だと受け止めています。他にも、一緒に相談しながら決めたいと仰るお客様(オーナー様)が、年々増えてきました。