民泊施設での仕事

大阪市内で民泊施設を運営する会社の社長さんから、ホームページを見たと言ってお電話をいただきました。壁紙の汚れが目立ってきたので、キレイにしたいというご依頼です。施工を急いでおられるようだったので、一応、施工道具を持って、御見積にお伺いしました。御見積書をお渡ししたら、そのままお試しで施工が決定。そのまま1棟すべての部屋を施工することになりました。10時チェックアウト、15時チェックインなので、しっかりとスケジュール管理をしないといけません。宿泊予約のない日に施工スケジュールを組み、清掃スタッフに時間の余裕を見て引き継がないといけません。


1Kのマンションを民泊に

これがお部屋の写真です。いわゆる1Kタイプのマンションを民泊にした例です。洗面所とトイレが独立した少し広めの間取りです。冷蔵庫、洗濯機、ミニキッチン(調理器具・少量の食器を含む)、その他必要なものはそろっていて、長期滞在できそうな感じでした。
近くにはホステルなどもあり、窓の外から中国語や韓国語が聞こえてきます。インバウンド効果を実感しました。部屋の中にも、中国語や韓国語か書かれた空き箱やパンフレットなどが残っていました。


物の移動と養生が大変!

チェックアウト後の部屋に施工に入るため、すべてのものはそのままです。自分で移動させながら施工をしないといけません。家具や床を汚さないように、養生も欠かせません。写真のブルーシートの下には、セミダブルベッドが2台あります。(この部屋の定員は4人みたいでした。)透明なのでわかりにくいですが、ビニールにテープがついたマスカーというもので、床やテレビなどの家具を覆っています。これだけでも結構体力がいります。


スーツケースをぶつけた傷

部屋のあちこちの壁紙が、このように傷ついていました。ビジネスホテルでもよくあるのですが、スーツケースなどをぶつけたときに壁紙が傷ついてしまうのです。大きな荷物を持って移動する外国人観光客が多いホテルに顕著にみられます。こういった場合は、補修を行ってから施工します。他にも壁紙のめくれや破れなどが、あちこちに見られます。こういった下処理に結構時間がかかるんですよね〜。


16室すべて無事終了

各部屋に、このような目立つ汚れが何箇所か、少し気になる程度の汚れがあちこちにありました。人間の手が届かない場所は汚れていないので、壁面(梁下部分)のみ、壁紙・クロスを“塗り替え”ました。時間が限られているので、体力勝負の仕事でした。(ほとんど休憩も取らずに頑張りました!)
民泊施設、1棟16室の壁紙・クロスの“塗り替え”、無事終了です。通常営業しながら、少しずつキレイにできるところが好評です。興味をお持ちいただいた方、ぜひお問い合わせください。(TEL:06−7897−0285)