顧問税理士の選び方 | 複数の先生と話してみる

専門家に依頼するか、それとも自分で行うか?

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自社のメイン業務以外のことを自社(自分)でするのか、それとも、外部(専門家)に委託するのかについては、いろんな考え方があります。起業したばかりの人でも、営業活動に専念するために委託する人もいれば、経費節減のため、自分でする人もいます。中には、一通り経験しておいた方がいいからと1年目はすべて自分でやり、2年目からはほとんどを委託する人もいます。考え方は人さまざまです。
私(Kumiko)の場合は、法人登記については自分でしました。(詳しくはこちらから。
次に考えたのは、税務や決算の関係をどうするかです。つまり、税理士の先生に顧問についてもらうかどうかです。専門家のアドバイスは必要だろうということで、税理士の先生を探すことにしました。
特に親しくしている税理士の先生はいなかったため、インターネットで「税理士紹介会社」を検索し、2社に依頼してみました。私が税理士の先生を探していると聞いて、知人が一人の先生を紹介してくれました。ですので、3人の税理士の先生とお会いして、お話をお伺いしました。税理士の先生の顧問料は、零細企業でも3万円/月が相場で、決算や年末調整は別途費用が掛かると聞きました。(あくまでも噂なので、真偽のほどはわかりませんが…。)できるだけ費用は押さえたい、でも、専門的なアドバイスは欲しいというのが、私の希望でした。


タイプの異なる3人の税理士

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お会いした3人の先生とも、全くタイプが異なりました。
まず、最初の先生は、私のこれまでの経歴や企業にいたる経緯、これからの計画などをいろいろ聞きたがりました。まるで、私が面接を受けているようでした。これまで顧問先との関係で嫌な思いをされたことがあるようで、きちんとお互いのことを知ったうえで、顧問契約を締結したいとお考えでした。面倒見のよさそうな方で、毎月、細かくデータの入力間違いのチェックなどをされているそうです。非営利法人等も顧問に持っておられ、勉強熱心な先生でしたが、法人設立当初の会社はここ数年担当していないということでした。
2番目の先生は、とてもシミュレーション(決算予測)が得意な先生みたいでした。この1年でどれくらいの社員を雇う予定か、役員報酬はどれくらいの予定か、原価率はどれくらいかなど、いろいろ質問されました。それを聞いて、年間どれだけ売り上げが必要だというシミュレーションをその場でされました。起業したばかりで、まだ海のものとも山のものともつかない状況で、漠然とした夢のような話を先生にしてみたものの、今の段階で、このようなことをしてはたしてどれくらい意味があるのかと正直思いました。数年後であれば、ある程度正確な予測ができるようになり、意味があるような気がしますが…。料金体系も、細かく規定されていました。透明化されているという表現がいいかもしれません。費用的には、この先生が一番安かったです。
3番目の先生は、偶然、私の高校の先輩でした。(初対面の時に雑談をしていて、判明しました。)零細企業に特化した事業をされていて、その分経費を抑えることができ、また、訪問も原則3ヶ月に一度にすることで(毎月訪問している事務所も多い)、顧問料も相場よりも安く設定できているとおっしゃっていました。相談しやすい雰囲気で、当初私が抱いていたいろいろな疑問にも答えてくださいました。帰り際には、税理士の先生にもいろんな人がいるので、いろいろ話を聞いて決める方がいいですよとアドバイスをしてくださいました。


会社のニーズに合った先生を!

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私(Kumiko)は、取締役とも相談して、3番目の先生を選びました。毎回、税理士の先生と直接お会いしてお話が聞けるので、適切なアドバイスをいただくことができます。私の場合、仕分けの知識はあるので伝票は自分で起こせます。当社の現状を考えて、最も適切であると判断しました。(サービスの内容と顧問料の両面からです。)
他の2人の先生にも、将来何かご縁があるかもしれないので、丁寧にお断りの連絡を入れました。これは、どの先生の事務所が「ふさわしい」かの問題で、どの税理士事務所がより良いかという話ではありません。将来、会社が成長すれば、他の税理士の先生にお願いするかもしれませんし、どの会社にも今の顧問の先生をお勧めするわけでもありません。
これから税理士の先生を探される方がいらっしゃいましたら、複数の先生にお会いされてから決められることをお勧めします。


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